院長:松久 正 (Dr.Tadashi Matsuhisa)/Dr.HOPE
- 医師 (整形外科専門医)
- --- 慶應義塾大学 医学部卒業
- --- 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
- --- 日本医師会認定 健康スポーツ医
- 米国公認 ドクター・オブ・カイロプラクティック (D.C.)
- --- パーマー・カイロプラクティック大学(米国アイオワ州) 卒業
- --- 米国・アリゾナ州 臨床・開業免許
Dr.HOPE(松久先生)について
慶応大学医学部を卒業した先生は、出身地に戻り三重大学医学部整形外科に入局します。整形外科の医師として外来そして手術を10年に渡って励みますが、救われない命や症状の多さに心を痛め続けます。
それは現代西洋医学の強みでもあり弱点でもあるのですが、現代西洋医学は「症状」から「病名」を特定し治療するもので、「対症療法」と呼ばれます。医学や薬学の進歩とともに、現代西洋医学は私たちの死亡率を飛躍的に下げ、とりわけ、急性疾患や感染症などには絶大な威力を発揮します。
ところが悲しいかなここに弱点もあり、慢性疾患などでは症状を押さえるだけの治療では再発し、根本原因の追求と改善が必須なのです。先生はその解決をカイロプラクティックに見出したといいます。
渡米した先生は南カリフォルニア健康科学大学(ロスアンゼルス校)でカイロプラクティックを2年間学びますが、対症療法との妙な融合に違いを感じ、カイロプラクティックの総本山であるパーマーカイロプラクティック大学に転校します。強い目的意識を持って大学生活を送った先生は、大学から最高学業優秀賞(Summa Cum Laude)、学長賞(Presidential Scholar)、そして国際名誉カイロプラクティック賞(Pi Tau Delta Award)を授与されます。
カイロプラクティックも西洋医学と同じように、大学を卒業し国家試験に合格しただけでは単なる「資格・免許」に過ぎず、実践に耐えうるものとするためにはきちんとした指導者の下での十分な臨床の積み重ねが必要で、そのため本場で評判の高い診療所に勤務し、現地の人を相手に治療を続けます。気がつくと渡米して10年の月日が流れ、ドクター・ホープ(Dr.HOPE:希望を与える先生)の愛称で慕う多くの患者に囲まれていました。私もその患者の一人です。
先生は日本のカイロプラクティック向上のために、年に数回帰国しては施術者相手にセミナーを開いていましたが、カイロプラクティックに真摯に向き合う真剣な人が正当な評価を得られていない日本の現状に不安を感じ、帰国を決意してくれます。
そのおかげで、アメリカで先生の治療を受けていた私たちは、再び日本で、先生の治療を受けることが可能となったわけです。これもちょっと皮肉な話には違いありません。
職 歴 ・ 学 歴 ・ 表 彰
- 2009年04/環境の素晴らしい鎌倉に「鎌倉ガンステッド診療所」開院
- 2008年11/日本に帰国を決意、開業予定地の検討
- 2005年03−2008/Gonstead Chiropractic Clinic (アリゾナ州フェニックス) にて診療
- 2005年02/パーマーカイロプラクティック大学 卒業
- 2005年/Summa Cum Laude(最高学業優秀賞)
- 2005年/Presidential Scholar(学長賞)
- 2005年/Pi Tau Delta Award(国際名誉カイロプラクティック賞)
- From Palmer College of Chiropractic
- 2004年11/Gonstead cgiropractic clinic (アリゾナ州フェニックス) にて臨床研修
- 2003年/パーマーカイロプラクティック大学 ガンステッドクラブ エクゼクティブ試験 合格
- 2002年11/パーマーカイロプラクティック大学(アイオワ州ダベンポート)転校
- 2000年09/南カリフォルニア健康科学大学 (ロスアンゼルス) 入学
- 2000年06/UCLA Extension English Class
- 2000年/米国整形外科学会学術集会 (Florida) 参加
- 1999年/ハーバード大学医学部関連病院&ローズメディカルセンター(ボストン)にて人工関節手術 研修
- 1998年04/博仁会 村瀬病院 整形外科 勤務
- 1996年04/三重県立志摩病院 整形外科 勤務
- 1995年04/国立三重大学医学部 整形外科医員/病理学研究(癌抑制遺伝子p53の研究)
- 1993年04/松阪市民病院 整形外科 勤務
- 1992年/三重大学病院 整形外科 /鈴鹿回生総合病院 整形外科 勤務
- 1992年04/国立三重大学医学部 整形外科 入局
- 1992年03/慶應義塾大学 医学部卒業
海外ボランティア
- 2004年/エルサルバドル(南米)で無償カイロプラクティック治療
- 2002年/メキシコ(南米)ティワナにて貧民への無償カイロプラクティック治療
教育・指導
- 2008年10/第3回 ガンステッドサムライセミナー主催(東京)
- 2008年05/第4回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーJapan主催(東京)
- 2007年09/第2回 ガンステッドサムライセミナー主催(東京)
- 2007年05/第3回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーJapan主催(東京)
- 2006年09/第1回 ガンステッドサムライセミナー主催(東京)
- 2006年05/第2回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーJapan主催(東京)
- 2005年05/第1回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーJapan主催(東京)
- 2004年/第103回中部日本整形外科学会学術総会に招聘され、カイロプラクティックを供覧指導
- 2004年/マードック大学(Perth, Australia)放射線科教室にて邦人学生指導
- 2003年/パーマーカイロプラクティック大学にてテクニックを指導 (〜2004)
- 2000年/カリフォルニア大学医学部(Irvine, CA)にてカイロプラクティック概念について講演
- 2000年/ニューメキシコ大学(Albuquerque, NM) 解剖学教室にて邦人学生指導(〜2001)
- 2000年/RMIT University 日本校にて整形外科臨床について講演
- 2000年/南カリフォルニア健康科学大学 (Los Angeles)整形外科教室にて邦人学生指導
学会&研究会での講演、発表
- 2004年/第103回 中部日本整形外科学会学術集会 教育研修講演 招待(神戸)
- --- ガンステッドカイロプラクティックの威力
- 1999年/日本整形外科学会学術集会(神戸)
- --- 腰椎脊柱管狭窄症の手術による患者満足度
- 1998年/中部日本整形外科学会学術集会(大阪)
- --- 手術治療された前距腓靭帯損傷の結果
- 1996年/東海外傷研究会(名古屋)
- --- 膝蓋健断裂を生じたジャンパーズ膝の一症例
- 1992年/東海整形外科学術集会(名古屋)
- --- コレス骨折後に生じた指屈曲筋腱断裂の一症例
論文&寄稿&出版(一部抜粋)
- 2002年03〜連載/雑誌“医道の日本”(〜2008.08)
- --- “米国カイロプラクティックの現状”
- 2007年09/雑誌“手技療法”
- --- 巻頭インタビュー(全8ページ)“松久正先生とDr.ジョン・コックス氏に聞く!”
- 2006年05〜連載/隔月新聞 “カイロタイムス”(〜2007.03)
- --- テーマ:世界に希望を−真のカイロプラクティック
- 2005年/ガンステッドカイロプラクティックの真髄(専門指導書)
- 2005年01〜/アリゾナ州月刊誌“Monthly Japanese Magazine in Arizona”(〜2008.11)
- --- テーマ:夢と希望を与えるカイロプラクティック
- 2004年06〜/パーマーカイロ大学新聞“Beacon”(〜2004.07)
- --- “My mission is to change current health care system through real chiropractic”
- 2003年03/雑誌“マニピュレーション”
- --- “ガンステッドカイロプラクティックテクニック”
- 2002年03/雑誌“医道の日本”臨時増刊No.10特集「カイロプラクティック」
- --- “よくわかるカイロプラクティック Q&A”
- 2000年05/月刊 “整形外科”
- --- “21世紀、整形外科の進むべき方向性”
- 1999年/日本整形外科学会誌
- --- “腰椎脊柱管狭窄症の手術による患者満足度”
- 1998年/中部日本整形外科学会誌
- --- “手術治療された前距腓靭帯損傷の結果”