本ページ内容は、米国アリゾナ州フェニックス日本人向け雑誌「オアシス」に掲載されたコラムを許可を得て転載しています。テーマ以外のことも多く書かれていますが、松久先生の人柄も皆さんに良くわかっていただきたいと考え、小見出しを付け加える以外はそのまま掲載しました。
日本では、今年初めて総人口が減少傾向となりました。未来を明るくするためには、元気な新しい命が必要とされます。まさに、出産こそがその役割を担います。
さて、その出産ですが、非常に多くの方が、子供を持ちたくても出来ないという、いわゆる“不妊症”に悩まされています。
セックスのタイミングを調整する計画妊娠がまず最初に考慮されますが、医学的には、排卵剤の使用、人工授精、そして体外受精が試みられます。これらの方法でうまくいく場合は良いのですが、不幸にもどんな医学的手段を用いてもうまくいかない場合が多くみられます。こうなると、親は子供を持つという希望を失ってしまうわけです。
本来、女性の体は生まれつき妊娠できる機能が備わっています。しかし、成熟してから、女性ホルモンのバランスが崩れたり、女性ホルモンを促進するホルモンの分泌が悪かったり、子宮・卵巣の機能、血流が乱れていたり、また、自律神経のバランスが崩れていると、精子と卵子の受精が障害されるだけでなく、運よく受精しても、子宮に着床しなかったり、流産してしまうわけです。
不妊に対し、医学的な治療を受ける前に、まずは、生まれながらに有する女性としての機能を正常化させることが何よりも重要なのです。
今の医学は、本来のこれらの機能を軽視しているため、外から薬を用いたり、自然でない方法で受精させようとします。これらは時に有効ですが、本来の機能が乱れてしまっている状態で、これらの人工的な方法を行っても、望ましい結果を得ることは困難でしょう。
逆に、薬、不自然な治療を受けなくても、本来の女性としての機能を取り戻してやるだけで、驚くべき効果が出ます。
人間の背骨には、脳と体の各部を連結する神経が通っています。それぞれの神経は、女性ホルモンの分泌・バランスを整えたり、子宮・卵巣を保護・調節し、そして、精子と卵子の受精・着床を促すわけです。
手足が冷えやすい女性、生理痛、生理不順に悩まされる女性、体温測定で排卵障害が疑われる女性、または、流産しやすい女性は、どれもこれらの神経支配に問題があると考えられます。
ですから、妊娠・出産を目指すのであれば、まずは、背骨を調べ、神経に悪影響を与えるところを治していかなければなりません。それをしたうえで、尚、解決しない場合は、上記の薬や人工・体外受精を試みるのも悪くないでしょう。
では、背骨の神経を健康にするにはどうすればよいのでしょう。それは、上質なカイロプラクティック療法にて神経の障害を起こす部位を治していくことです。
全米にも多くのカイロプラクティックが存在しますが、正確性、安全性、威力のすべての面で、私の行うガンステッド・カイロプラクティックが最も優れていると自負します。
私たち夫婦も、結婚して10年間、子供が出来ませんでしたが、妻は2年前からガンステッドカイロプラクティックを定期的に受け続け、あらゆる面で体質が改善しました。医学的治療は一切受けていませんが、私も晴れてこの4月12日に父親になることができました。
∗米国アリゾナ州フェニックス日本人向け月刊雑誌「オアシス」に書かれた松久医師のコラムより